Hej、リコリスです

デンマークのガイドブックにほぼ100%載っているチボリ公園ですが…

情報が少なくてよくわからない…
せっかくの海外旅行で遊園地であるチボリ公園へ行く価値ってあるの?
時間もお金も他に有効に使えるのでは?
と思ってませんか?

どうしようか悩んでいる方のために、チボリ公園を多くの人が勧める理由や、見所などを解説します

デンマーク観光でチボリ公園に行くか行かないかの判断材料になりますよ

デンマーク最大の観光スポット!?チボリ公園

チボリ公園エントランスのトンネルから見た景色
エントランスのトンネルから見た景色

チボリ公園については、ネットとガイドブックの少ない情報のみ
古い遊園地なのかな?という事しかわかりませんよね

チボリ公園の詳しい入場者数や歴史を知る事で、チボリ公園になぜそんなに価値があるのか理解しやすくなるでしょう

知れば知るほど、行けば行くほど惹かれるのがチボリ公園です

チボリ公園は遊園地?それとも公園?

チボリ公園メインエントランスすぐの噴水
チボリ公園メインエントランスすぐの噴水 イースターのデコレーション

チボリ公園は、日本の遊園地やテーマパークとは少し違います
元々は公園として作られているので、公園の中に遊園地があるという認識です

今ではアトラクションもメインの一つですが、昔は公園として景色を眺めたり、食事を楽しみに来たりするのが本来の目的と考える人が多かったようです

チボリ公園は世界のテーマパーク、入場者数第24位

コペンハーゲンのチボリ公園は世界のテーマパーク入場者数、第24位

ちょっと微妙な数字でしょうか?

しかし、実際の順位をみると上位を占めるのはほとんどが、ディズニーとユニバーサルスタジオである事を考えるとむしろかなり上位と言えるます

参考:

The Global Attractions Attendance Report 2018 AECOM

デンマークが誇るチボリ公園の歴史

チボリ公園は2018年に創業175周年を迎えた世界で3番目に古いテーマパークです

余談ですが、世界最古のテーマパークである “Dyrehavsbakken(バッケン)” もデンマークにあります
コペンハーゲン中央駅から電車で30分程です

開園当時のチボリ公園

チボリ公園は創始者である “Georg Carstensen (ゲオ・カールステンセン)” が色々な海外の公園や庭園から着想し、1843年8月15日にオープンを迎えました

オープンした際のゲスト達は、優美で異国風のパークに畏怖したのだとか
いかに創造的で画期的なパークだったかが伺い知れます

アイデアマン!チボリ公園の創始者:Georg Carstensen (ゲオ・カールステンセン)

チボリ公園を創業したカールステンセン氏
チボリ公園を創業したカールステンセン氏

カールステンセンは、パークの人気の維持のために開園後も幾度となくチボリ公園を訪れ、新しいアイデアを練り続けていました
そんな中生まれたのが “the Tivoli Boys Guard (チボリボーイズガード)”

デンマークのお土産のデザインでよく登場する赤い服を着た可愛らしい兵隊

デンマーク王宮の衛兵(青色の制服)ではなくチボリ公園のチボリボーイズガードをイメージしていると思われます

チボリ公園から編み出された物語:アンデルセン童話 “ナイチンゲール”

ハンス・クリスチャン・アンデルセンもゲストの一人として開園当時のチボリを訪れたとされています

チボリ公園に心動かされた彼は、代表作の一つである童話ナイチンゲール(小夜啼鳥)を書き記したのです

このナイチンゲールが中国を舞台とした物語であることから、当時からチボリ公園内の中国のエリアが存在したと考えられます

チボリ公園に心奪われた偉人:ウォルト・ディズニー

1955年に最初のディズニーランドをオープンする前に、ウォルト・ディズニーは何度もチボリ公園に足を運んだそう

チボリ公園の雰囲気や訪れる人々の空気感に強く心奪われたディズニー

当時オープン前だった最初のディズニーランドにチボリ公園のような雰囲気を取り入れる事を切望し、熱心に学んだとされています

このストーリーは、世界に広く知れ渡っており、チボリ公園の175周年のイベントとして、ディズニーとのコラボも果たしました

番外編:オーフスのチボリ (Tivoli Friheden)

デンマークにはチボリと名のつくテーマパークが二つ

一つは首都コペンハーゲン、もう一つは私もまだ行ったことはないのですが、デンマーク第二の都市オーフスです

コペンハーゲンのチボリは “Tivoli Gardens” と表記されますが、オーフスのチボリは “Tivoli Friheden” というのが正式名称です

オーフスの “Friheden” は英語で “Freedom (自由)” という意味です

グーグルマップの日本語表記ではどちらもチボリ公園と訳されていますが、実際にはチボリ公園と呼べるのはコペンハーゲンだけです

オーフス のチボリ公園に行くならイベントの時期を狙おう!

クリスマス期間は入場後に手首につけるツアーバンドを付けたままにしておけば、出入り自由

オーフスに行く予定がある方はクリスマスはいいチャンスです

2020年の夏には”BLOMSTERFESTIVAL (フラワーフェスティバル)” を開催するようです
デンマーク最大のフラワーフェスティバルですのでそれに合わせて行くのがおすすめです

デンマークのチボリ公園を上手に楽しむ方法

チボリ公園冬のイルミネーション

チボリ公園を遊園地と考えて訪れると、おそらく最大限に楽しむことはできません

乗り物も楽しいですが、楽しむポイントはそこだけではないので、ご紹介します

チボリ公園は一度入れば出入り自由!!

一度入場すると何度も出入り可能ですが、出る前に必ず腕にスタンプを押してもらいます

観光で来てチボリ公園の他にも見る場所がたくさんある場合は、明るい時間帯に一度入場して一回りし雰囲気を楽しみ観光へ出かけるといいでしょう

そうすれば、もし楽しいもっといたいと思えば長居するということも可能

更に、コペンハーゲンはどこも閉まるのが早いので、夜にもう一度チボリ公園を訪れてライトアップした様子を楽しむのがおすすめです

スタンプを押してくれるのは、園内からチボリフードホールへ入る入り口のみですので注意

デンマークを凝縮!?フォトジェニックなチボリ公園

可愛らしい建物が立ち並ぶ裏通り

チボリ公園はインスタに思わず投稿したくなるような、凝った可愛らしい作りの場所がたくさんあります

旅の思い出に写真を撮るなら、チボリは最適な場所でしょう

チボリ公園の中に点在するお土産屋さんは内装も売っているものも、とても可愛らしく買い物の予定はなくてもつい長居してしまいます

“THE ALLEY(ザ・アリー)” は裏道みたいな狭い通りです
少し坂になった道が歩くのも楽しく可愛らしいので写真を撮るのに最適です

チボリ公園でデンマーク料理に舌鼓

テーマパークの中で食事するのって高そうで気が引けますよね?
しかし、ここはデンマーク
外食はチボリ公園に限らず高いです

逆にいうと、チボリ公園だからもっと高いということは特にありません

園内には、様々なレストランやカフェが入っています

特に、”Grøften(グロフテン)” はデンマークの伝統料理が食べられることで大変有名です

また、有名なチェーン店などは、園内にもあることが多いので、ここで試してみるのもいいですね

チボリ公園の雰囲気を味わいながら、食事をするというのも乙ですよ

チボリ公園のイベントを楽しむ

入り口付近のシアター

チボリ公園内では様々なイベントが行われています
コンサートやショーは、子供が楽しめるものから大人が楽しめるものまで多種多様です

チボリ公園は、テーマパークであり公園でもあるので、有名な歌手が公演を行うこともあります

チボリ公園のアトラクション

チボリ公園のアトラクションは、絶叫マシンから子供に人気のメリーゴーランドまで種類が豊富です
友達と行っても家族で行っても楽しめるでしょう

“THE GOLDEN TOWER(ザ・ゴールデンタワー)” などは、絶叫が嫌いでなければ高い所からコペンハーゲンを眺めることができます

タイミングが大切!チボリ公園を訪れるならいつ?

チボリ公園は、行く季節によって全く違う雰囲気を楽しめます

主にクリスマス、冬、春&夏、ハロウィンと分けられます

また、各シーズンの前後には休園期間があるのでその辺も要注意

チボリ公園のクリスマスは煌びやか

チボリ公園のクリスマスツリー

クリスマスのチボリ公園は、クリスマスマーケットも楽しめるライトのキラキラ輝く世界です

現実世界のクリスマスマーケット同様、特設の小さな家が立ち並び、クリスマスの飾りを売ったりします

クリスマスマーケットでは定番のホットワイン
デンマークのホットワイン “Gløgg(グルッグ)” を楽しんだり、砂糖でローストした甘いアーモンドを食べたり
デンマークのクリスマスを満喫しましょう

チボリ公園のカラフルな春の訪れ

チボリ公園のイースターデコレーションの一つ

チボリ公園の春は、イースターデコレーションをしている場合があります
クリスマスやハロウィンと違って、必ずやると宣言しているものではないので注意です

イースターデコレーションは色とりどりの卵や花が飾られ、春の訪れを感じさせます
イースターのデコレーションでなくても、おそらく春の花が飾られ美しいことでしょう

クリスマスほどではありませんが、特設の小さな家がいくつか建っています
カラフルなデコレーションが魅力なので、夜よりも昼間に行くのがおすすめです

イベント盛りだくさん、チボリ公園の夏

夏のチボリ公園は、本来の姿のチボリ公園と言えるでしょう
デコレーションなどはありませんが、そもそもの魅力である木々の緑を楽しむことができます

チボリ公園そのものを楽しむことになるので、乗り物やイベントを存分に楽しむつもりでくるのがいいでしょう

夜には花火をあげるので、夜に行くのもおすすめです

チボリ公園のハロウィンデコレーション

ハロウィンデコレーションの風車

ハロウィンは、昼間はかぼちゃのデコレーションが可愛らしいです
夜になるとライトアップが、若干不気味さを醸し出します

クリスマス規模での特設の小屋が準備されますが、クリスマスの煌びやかさはありません
しかし、少し薄暗い感じがハロウィンの雰囲気にマッチしています

ハロウィン限定のお化け屋敷 “THE HOSPITAL(ザ・ホスピタル)” が楽しめます
長蛇の列ができていましたが、面白そうでした
もしかしたら、コンセプトは毎年違うかもしれません

チボリ公園、冬のイルミネーション

チボリ公園は冬の2月頃に一度オープンする場合が多いです

イースターと同じく公言しているわけではないので必ずではないですが、おそらくバレンタインのデコレーションが見られるかも

チボリ公園の開園時間とチケット

チボリ公園のチケットは、入場料だけのものと、乗り放題チケットが用意されています

入場料だけで入る場合は、乗り物に乗るためのチケットを購入します
園内に券売機があるのでそこで買いましょう
1枚30DKKのチケットで、乗り物によってチケットの枚数が違います
面白そうなものは最大である3枚のチケットが必要です

『せっかく海外旅行に来たのにチボリ公園にお金と時間を使うのはもったいないかも』と不安を感じる場合は、コペンハーゲンカードがおすすめです

入場料
大人(月曜-金曜)130DKK(約2,200円)
大人(土日) 140DKK(約2,400円)
子供(3-7才)60DKK(約1,050円)
乗り放題チケット
UNLIMITED RIDE TICKET PLUS240DKK(約4,100円)
UNLIMITED RIDE TICKET295DKK(約5,050円)
開園時間(2019/12/16-2020/01/05)
日曜日ー木曜日11:00-23:00
金曜日、土曜日11:00-24:00

チボリ公園にはお休みの時期があります

開園期間
クリスマス2019/12/16-2020/01/05
2020/01/31-2020/02/23
2020/04/01-2020/09/20
ハロウィン2020/10/09-2020/11/01

チボリ公園の情報は変更される可能性があるので、詳しくは必ず公式サイトをご確認くださいhttps://www.tivoligardens.com/

チボリ公園の行き方

チボリ公園は、コペンハーゲンの中央駅の目の前です

1、2番線に一番近い入り口から出るとすぐです
メインエントランスは、そこから更に左へ進み右に曲がったところです
チケットが必要な人はメインエントランスへ向かいましょう

アクセスがいいのも入場者が多い理由でしょう

コペンハーゲン空港から電車で約18分
København H
(コペンハーゲン中央駅)下車

デンマークでおすすめの観光地、チボリ公園

デンマークの観光地としてチボリ公園がおすすめされる理由がおわかりいただけたでしょうか?

ゆったりとした雰囲気を楽しむだけでもとても楽しめる場所ですので、デンマークまで来たらぜひ一度訪れる事をおすすめします

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