Hej、リコリスです

先日、日本に一時帰国をしました
東京で数日過ごすことができたので、渋谷のBUNKAMURAコクーンシアターで上演中だった岡田将生さん、黒木華さん主演の舞台「ハムレット」を鑑賞してきました

初のハムレット

帰国の数日前、東京でなにをしようか考えていた時、数週間前に偶然見かけた、ハムレットの舞台の演出を担当したイギリス人演出家のインタビュー記事を思い出しました

https://www.tjapan.jp/entertainment/17268092

もしかしたらと思い、ホームページをよくよく見てみる上演日時はちょうど滞在中かぶっていることが判明し、すぐにチケットを買いにPiaにアクセスしましたが、すべて売り切れ
もっとよく調べてみると、立ち見席が売っていることがわかり、見づらいという注意書きがあるもののこんな機会なかなかないので買って行ってみることにしました

ハムレットの舞台はデンマーク

恥ずかしい話、デンマークに留学していながら、ハムレットの舞台がデンマークであることを知ったのは、チケット購入の直前でした
舞台のあらすじを眺めていた時に、デンマーク王子ハムレットと書かれているのをみて、初めてその事実を知りました
意外とみなさんも知らないのではないでしょうか

この話が書かれたのは17世紀初頭、シェイクスピアによるもので、「リア王」「マクベス」「オセロー」と並んで、4大悲劇と称されているのはたぶんみなさんも聞いたことがあるかと思います
詳しいあらすじや時代考証は、様々な角度からすでにたくさんの人が論じているのでそちらを参照してみてください

岡田将生、黒木華主演の舞台「ハムレット」

コクーンシアター2階席立ち見、一番安くて見えづらい席ではありましたが、舞台の臨場感や演技の迫力は十分楽しむことができました
舞台の1/5くらいが見切れているという状況に最初は不安でしたが、ハムレットの舞台は動きがあってなにが起きているのかわからないということはなかったです
そして、ハムレットという古典を今まで理由もなく避けていましたが、思っていたよりもわかりやすく、個人的にいちばん懸念していた登場人物の名前覚えられるのかということもそこまで混乱することもなかったです
本当に舞台に行くのは稀ですが、行くたびに毎回感動させられます
たまの舞台おすすめです

この後は、ハムレットに登場するクロンボー城で夏の限られた時期にしかできない楽しみ方を紹介します

舞台となったクロンボー城

デンマークのクロンボー城がハムレットの舞台
コペンハーゲンから北に40km、中央駅からなら電車で乗り換えなしで1時間程度で到着します
2000年には、ユネスコの世界遺産にも認定されています

このハムレットの城をもっと楽しみたいという方はぜひ6月から8月の期間にこの場所を訪れることをお勧めします
この期間中は少しだけチケットの値段が上がりますが、
それは城の至る所でハムレットの元にしたライブパフォーマンスを楽しむことができるからです

http://kongeligeslotte.dk/en/palaces-and-gardens/kronborg-castle/hamlet-live.html

ハムレットの舞台に登場するメインキャラクター6人が劇中の有名なシーンを古い言い回しではなく、現代のわかりやすい英語に変えて演じるので、英語に自信がない方にとっても楽しみやすい工夫がなされているようです

このライブパフォーマンスは期間中なら、開園中はずっと行われているそうなので、どの時間に行ってもいずれかのシーンを間近で見ることができ、撮影も可能です

2019年9月には、Sexy Zoneの菊池風磨さん主演でのハムレットも決まっているようですね
舞台で興味を持った方には是非、デンマークにも足を運んでみてもらいたいです

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です